バンライフ日本漫遊記

バンで車中泊しながら旅をしてます、アウトドアや車中泊生活のコツなどを紹介

【雑記】花とコーヒー

運転中 「花とコーヒー」 という店を見掛けた

 

「いいな」って思った

 

入った訳でもない

車で通りがかっただけだけど

 

運転していると瞬時の判断に迫られる 僕はそれがとても苦手

 

何度車を切り返したことがあるか

そう言う時、決断力がないのをつくづく思い知らされる

 

 


まあとにかく

「花とコーヒー」 という店がなんかいい

 

 

コーヒーを飲みに行って、人それぞれ色々な過ごし方があると思う

 

僕は一人で過ごすと特に 自分について、家族について、友達について、考えたりする

「何のために生きてるか」とかノートに書き溜めたりする

 

そんなこと考えてる時に ふと見やると そこに花がある

 

「そうだ、花を買って帰ろう」

 


それは 妻のため、夫のため、両親のため、子供のため、

祖父母のため、恋人のため、友達のため、自分のため

 

なんだっていい

 

しかも、なんとなくでいい

 

なんとなく って案外大事なんだよ

 

 


普段花屋に行くことのない人が

「花を買って帰る」 というキッカケを作ることが大事

 

花屋が作ったセンスのいい配色の花束でもいいし、

自分が好きな花を集めたモノでもいい、

相手が好きそうな色を集めてもいいし、

一輪だっていい

 

 

とにかく「花を買って帰る」

 

 

これが重要

 

 

 

花を選ぶ時、

店員に花を伝える時、

花を買う時、

花を切ってもらうのを待つ時、

支払う時、

持って帰る時、

花を持ち歩く帰り道

 

きっとずっとなんか恥ずかしいのだ

 

ちょっと恥ずかしい

 

「男が花なんて持って!」 って自分にちょっと意地悪になる(なんでかわからないけど

 

でも恥ずかしいだけじゃない 

 

表現があってるか分からないけど

 

ちょっと「誇らしさ」もある

 

 

 


「誰かの為に、花を買う」

 

しかもわざわざだ

 

わざわざ買う

 

 

記念日じゃ無くともいい

記念日じゃない方がいい事さえある

 

 

その花を買ったのは

 

 

あなたを喜ばせたいと思ったからだ、

喜ぶ顔を見たいからだ、

笑顔で花瓶に挿してる姿を想像しているからだ

 

 

そんな帰り道

 


ちょっと邪魔くさい花

でも大事に持たなくちゃいけない花

 

 

紙袋は貰わずに

ちょっと恥ずかしくも誇らしく花を持ち歩いて欲しい

 

 


ああ、ちょっとコーヒーを飲みに行っただけなのになあ…

 

「ちょっとコーヒーを飲みに行ったら花が売ってて、なんとなく買って帰ってきたよ」

 

って○○には言おう

 

 

そう、コーヒーは言い訳だ

恥ずかしさの言い訳になる

 

 

ああ、いいな

「花とコーヒー」

 

 


そんな店をいつか自分も開きたいなあ…

 

 

ひるね